Jの録音図書 「来春まで お鳥見女房(DAISY版)」
来春まで お鳥見女房(らいしゅんまで おとりみにょうぼう)
矢島家は、このところおめでたつづきだ。君江が4月に初子を出産、夏には恵以が懐妊、 そして、身内のように親しくしている石塚家の長女、里の祝言がとりおこなわれたばかり。 しかし、矢島家の次男久之助の妻女、綾は昨年流産していた。 その綾に悩みがあるらしいと気がついたのは珠世である。 綾はこの二ヶ月ほど、夫久之助の様子がおかしいと感じていた。 ある日、道場にいるはずの夫を訪ねていったのだが、そこでは会うことは出来なかった。 居場所を教えてもらい、そこへ向かったとたん、やや子を抱いた女と一緒にいる夫を見つけてしまったのである 久之助と綾との関係を珠世はどうやって修復するのか・・・(女ごころ) ほか六編からなる、連作短編集。珠世につぎつぎに持ち込まれる難題やいかに!
- [ID]837-D(DAISY版)
- [音訳者]小澤 美砂子
- [出版社]新潮社
- [収録時間]8時間33分
- [発売年月]2014/02
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