Ｊの録音図書 「沈むフランシス（DAISY版）」
沈むフランシス（しずむふらんしす）
北海道の安地内村に移り住んだ桂子は郵便局員として配達の仕事をして生計を立てていた。 ある日、「寺富野和彦」宛てに届いた小包を届けたことから、彼と言葉を交わし会話するようになった。 「うちに来ないか」と誘われた桂子。最初は音楽を、そして夜も更け、友人夫婦が帰った後に「音」が始まった。 雑多に集められた音を聴いていると、本当に目の前にそれがあるように聞こえることに驚きを覚えた桂子は 一人で二度目の訪問をする。和彦は「どうしてきたの？」と言い桂子の手を握り、髪を撫で、強く抱きしめた。 二人が迎える結末とは？そしてフランシスとは？読売文学賞受賞作『火山のふもとで』に続く待望の第二作！
- ［ID］844-D（DAISY版）
- ［音訳者］佐野 恵美
- ［出版社］新潮社
- ［収録時間］5時間28分
- ［発売年月］2014/06
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