Jの録音図書 「御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵(DAISY版)」
御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵(おぶぎょうのあたまのほてり ものかきどうしんいねむりもんぞう)
南町奉行所の物書同心・藤木紋蔵のもとに、江戸のお騒がせ男・蟋蟀(こおろぎ)小三郎がやってきた。弁慶橋で刀法指南をしている小三郎は、弟子の父、菊地春草が謀書謀判の嫌疑で近々重罰刑を申し渡されることを冤罪だと睨む。なんとか証拠を掴み、春草を助けたいという小三郎に、紋蔵は少しばかりの知恵を授ける。 一方、南町奉行の松平伊賀守は今年で町奉行になって18年目。20年勤め上げると、永代五百石の知行取りに直してもらえるということから、名奉行として手柄を立てようとするも、紋蔵によって図らずも阻止される。「藤木は捨ておかぬ、馘(くび)にして遣わす」と烈火のごとく怒る御奉行。紋蔵、失職の危機の結末やいかに。(表題作)ほか7編。人気シリーズ最大の「失職」危機が迫る最新作!
- [ID]885-D(DAISY版)
- [音訳者]小澤 美砂子
- [出版社]講談社
- [収録時間]11時間37分
- [発売年月]2016/06
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