Jの録音図書 「遙かなる城沼(CD版)」
遙かなる城沼(はるかなるじょうぬま)
館林藩の武士である村瀬家の長男惣一郎は、弟や妹、友人と塾や道場通いを続けていたが、藩校に行くことになった弟に幼馴染みの寿太郎が乱暴し、惣一郎から離れていった。父源吾は、罪人を逃がしたことで家禄を減らされていたが、何か事情がありそうだった。そのうち成長した惣一郎は、病に倒れた父に代わって藩の仕事を行うようになる。 そんなある日、筆頭家老の岸田が殺された。表向きは、病死とされた。それは藩を二分しての内紛が背景にあり、源吾は牢破りの件もその派閥争いと関わりがあると、真相を語ったのだった。 やがて、浜田藩への国替えが決まる。嫁を迎え子どもの生まれた惣一郎は、家族とともに、主君の松平斉厚に従った。そこに故郷に帰りたいと、寿太郎からの手紙が届く――。 家族や友情の絆の大切さを歌い上げた、著者久々の書き下ろし時代小説。(HPより)
- [ID]928-C(CD版)
- [音訳者]
- [出版社]小学館
- [収録時間]9時間32分
- [発売年月]2019/04
※図書館等施設の方で価格をご覧になりたい場合は こちら からログインしてください。